インド・スパイス料理研究家 香取薫の料理教室 キッチンスタジオ ペイズリー

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2022年で30周年を迎えました!
私たちの「キッチンスタジオ・ペイズリー」は、2022年で30周年を迎えました。

30年前のあのとき、仕事としてインド料理を教えてゆこうと決心した私は、手描きで作ったチラシをたくさんコピーしては、自らポスティングしていました。

友人知人ではない一般の方が生徒さんとしてはじめて来てくださったのは、市内の仲良し主婦4人の方々でした。 そのとき練りに練った「ビギナーズコース」5回のメニューは、今も全く変わっていません。

懐かしいあのころの初心を大切に、今や数千人となった会員の皆様や、10人以上のスタッフとともに30周年を祝えること、心から幸せと感じます。

キッチンペイズリー主宰・料理研究家 香取薫

30周年を記念してこんなこと、行います
1. オリジナル記念グッズ、作りました。
30周年企画として、ペイズリー「オリジナルのクリアファイル」を作製いたしました。

見て元気になれる、目立つカラーリングのデザイン!皆さんに使ってもらいやすいようにたっぷりご用意し、たくさんの方に手にとっていただきました!

30年を節目に、これからもキッチンスタジオ・ペイズリーは進化いたします。

2022年11月

2. ペイズリー30周年記念奨学生企画
アジアの才能ある若い料理家さんを「ビギナーズコース」5回のレッスンに招待することになりました!

今回の奨学生に選ばれたのは、ミャンマーから来日し3人の小さなお子さんのママでもある、LeiLeiWin(レレウィン)さん。

ミャンマーの伝統食、祭事食、日常食など何でも、とても美味しいレシピで作り、地方色や料理の背景を取り混ぜた講義をすることができる才能ある女性です。

今回、インド料理に触れることでどんな世界が広がるのでしょうか。スパイスづかいの幅を拡げ、ペイズリーで料理教室の運営も学んで、彼女らしくミャンマー料理の普及に取り組んでほしいと願っています。

レレさん
第1回:チキンカレー
2022年1月30日実施:チキンカレー / カリフラワーとグリンピースのカレー / ターメリックライス / チャイ

2022年1月30日に奨学生として参加させていただきありがとうございました。

先生の素晴らしいレシピと教わった味、とても美味しかったです。
私にとって懐かしい味なので家族にもすぐ食べて欲しいなと思って、次の日に作りました。

懐かしい味と言うのは私のお祖母ちゃんが作ってくれた味ととても似ていたからです。

お祖母ちゃんは料理がとても上手で、家でのお祝いや、地域のお祭りの時なども料理を作っていました。
昨日の先生の料理はお祖母ちゃんの味そのものでした。
私の料理にはおばあちゃんの味がいっぱい影響していると思いますね。

ミャンマーは中国、タイ、ラオス、ベトナムなども近く、各国の味の影響を受けていて「ミャンマー料理は料理はどんな味?」と聞かれると一言では答えられなくて説明するのにとても悩んできました。

でも先生ははっきりとインド料理とはこういう料理だと言いました。
「自信をもって堂々と言わないと」と先生からすごいパワーをもらいました。

ミャンマーではインド料理のようにたくさんスパイスはつかわないのですが、先生のようにもっともっと勉強した方がいいなと思いました。

またの回もよろしくお願いします。 有り難うございます。

れれ

レレさん
第2回:キーマカレー
2022年2月27日実施:キーマカレー / オクラのカレー / キャベツの漬物 / バターレーズンライス / しょうがチャイ

香取先生、安藤まどか先生、ペーズリーの皆さん、

おはようございます。
お世話になっております!

2/27 、土曜日のキーマカレークラスに勉強させて頂きありがとうございました。

一回目と同じく、香取先生の優しい味を出してくれるレシピで全てが美味しく頂きました。ご馳走様でした。

今回は ペーズリーのベテラン先生
安藤まどか先生の授業でした。
それぞれの教え方で、沢山勉強になりました。

自分のミャンマー料理教室のときはどのように説明したらいいのか
Idea をいっぱい習いました。

ありがとうございました。

残り3回もよろしくお願いします。

レレ
Lei’s cooking class
ミャンマー家庭料理教室

レレさん
第3回:サモーサー
2022年4月30日実施:サモーサー / チキントマトスープ / チャナ豆サラダ

香取先生とペーズリーの皆様へ

2022年4月30日に
奨学生として第3回目の
サモーサーレッスンに参加させて頂きました。

香取先生の授業で
Lecture しているときは熱く、料理の味には優しく
その2つを合わさったペーズリーで勉強できることはとても貴重な機会だといつも思っています。ありがとうございます。

あと2回もよろしくおねがいしますね。

レレ

レレさん
第4回:プーリー
2022年7月9日実施:プーリー / ジャガイモとキャベツのカレー / なすとトマトのカレー / ラッシー

7月9日、今年2022年に30周年を迎える
Kitchen Studio Paisley – Indian Cooking School /
に奨学生として4回目のレッスンに参加しました。

今回のメニューは
―プーリー
―ジャガイモとキャベツのカレー
―なすとトマトのカレー
―ラッシー
でした。
肉なしのベジタリアン料理ですが、満足感たっぷりのメニューでした。

ミャンマーはインドと近いので、料理には多少インド料理の影響がありますが、このような本格的な料理はインド人が経営しているお店で買って食べるのがほとんどです。

今回は私にとってペイズリーの運営だけではなく、新しいレシピの勉強にもなりました。
お世話になった先生は小神野先生でした。ありがとうございました。

香取先生のレシピはいつも優しい味を出してくれるから、美味しくいただきました。ご馳走様でした。

レッスン後は運営を学びに通っている私に香取先生が貴重なアドバイスをくださいました。
毎回たくさんの勉強になる気がして、自分のミャンマー家庭料理教室にもこれから何をすればいいのか、考えることができるのがペイズリーのレッスンです。本当に有り難うございます。

スパイスのことや作り方も丁寧に教えていただけるので興味のある方はKitchen Studio Paisley に是非連絡してみてくださいね。

れれ

レレさん
第5回:チャパーティー
2022年9月10日実施:チャパーティー/パニールとパプリカのサブジ/ヨーグルト風味のチキンカレー/大根のサラダ

香取先生をはじめペイズリーの皆様へ、

2022年9月10日— BG チャパーティー Lesson! これで、ペイズリーで奨学生として参加するレッスンがすべて終わりました。毎回毎回私にとって貴重な時間で、沢山勉強になりました。

香取先生が一番初め私のことを紹介したときに書いたように、私はミャンマー家庭料理を教えているので、ペイズリーの勉強は経営を勉強することが目的でした。

具体的に言いますと、ミャンマー人の私が日本人に説明するときは私の言いたいことが分かるかな、理解するのかな、日本人は料理のどこをポイントとして知りたいのかな等とても不安でした。ペイズリーでは、日本人の先生たちが日本の生徒たちにどのように説明しているのか、その点を注目してみました。 今は、ペイズリーのお陰で自信がついてきました。

ペイズリーで5回参加できて、受けた先生たちは 香取先生、安藤まどか先生、小神野彩子先生でした。先生たちの教え方に一番印象に残ったのは、日本人でありながら、他国インド料理を教えていますが、その国の食文化、料理はもちろん、インドの台所で使う道具、インドの人々の生活まで批判せず尊敬を払って教えているところです。 

ペイズリーのFounder 香取先生の教え、それからそのような精神があるからこそペイズリーインドCooking school をこれだけ大きく成功することになっているではないかと思いました。

香取先生は次から次への仕事があっても、私の分からないところを質問すると、丁寧に教えたり、いつも丁寧に返事したり、私の教室のことまでアドバイスしていただいたり、香取先生には感謝の言葉以上の言葉があればそれを使いたいほど感謝しかないです。

貴重な機会を計画し、与えて頂いて本当に有り難うございます。私にとって、大大先輩で、お母さんのような存在です。これからもいろいろなアドバイスをお願いしますね。

私が楽しく勉強できたのも、ペイズリーのスタッフ、一緒に参加した皆さんのお陰でもあります。 皆さんありがとうございました。

ミャンマー料理はインド料理見たいに沢山のスパイスを使いませんが、特徴がある美味しいミャンマー料理なので、違う料理を食べてみたい、習ってみたいと思うときは是非私のミャンマー家庭料理教室にも足を運んでみてくださいね。 お待ちしております。

レレウィン

3. 今年のチャリティ企画
「サフラン」を通して、アフガニスタンの人々の支援をいたします!

その時々のご縁や主宰・香取が心を寄せたい場所へ、日本や世界のチャリティに参加してきたペイズリー。
今年は【支援団体EJAAD(エジャード)】さんを通し、薬効高く最高級のスパイスとも呼ばれる「サフラン」をきっかけに、アフガニスタンの女性支援と食糧支援をいたします。

支援団体EJAADについて

アフガニスタン支援団体EJAAD(エジャード)Webサイト

2021年の政権変更以来、経済崩壊状態となったアフガニスタンの人々は、厳しい生活状況を強いられています。
教育や就労の機会がますます奪われている女性を支援や、現地に暮らす方へ食糧支援をすべく、さまざまな機会でサポートを実現している団体です。

今回ペイズリーが携わるのは、国際味覚審査機構で最高ランクを獲得した「アフガニスタン産サフラン」をご購入いただく橋渡しをすること!
細やかなサフランの収穫は、現地女性の繊細な手作業が適切なのだとか。スパイス料理が身近な生徒さんたちへ、ぜひ良質なサフランを使ってみてくださいね。

ご購入いただいたサフラン・チャリティの用途は…

おひとつ864円(税込)です
(ごく一部、ペイズリーの事務手数料含む)

なんと!1,000円強あれば、一人の数ヶ月分の食糧が賄えるとのこと。
例えばサフラン2つのご購入で、食糧に困窮している誰かがひと冬を越せるのです。
現状1,000万人以上に食糧支援が必要との情報もあるため、この機会にぜひご協力をお願いいたします。

微力ながらまずはできることを。
いつもありがとうございます。

主宰・香取薫
ペイズリースタッフ一同

4. マニアックコース特別編の開催
伊藤武氏とコラボ!ビュッフェスタイルの食事会付き特別講座

ペイズリー30周年イヤーのラストを飾るスペシャル企画として、2022年11月・12月マニアックコース(全3回)に伊藤武氏をゲストにお迎えし、マニアックコース特別編を開催いたしました。
インド文化研究趣味人(本人談)こと一流のインドオタク(香取が褒めてます!)、伊藤センセの講義&香取のツッコミで講座という名のトークショーを2時間。

その後は、香取&ペイズリー講師陣がご用意したビュッフェディナーを堪能していただきました。
乾杯ドリンク(伊藤センセのための、お神酒?!)でスタートし、ペイズリーの真髄、インド家庭料理でおもてなしという、本当に特別なマニアックコースになりました。

この日のためのオリジナル「スパイスクッキー缶」by 空飛ぶスパイス(インストラクターコース修了生・古澤智子さん)をお土産として全員にお渡しできました。

伊藤武先生、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

伊藤武氏 紹介

インド文化研究者、イラストレーター、ヨーガ講師、小説家、ヨッパライ 石川県生まれ

食・ヨーガ・精神世界・武術・サンスクリット語・アーユルヴェーダなどのインド各方面を誰よりも深く語る一流のインドオタク。この人の頭の中はどうなっているのか見てみたいというファン多し。

著書は多数で、代表作は『身体にやさしいインド』『図説ヨーガ大全』『全アジアを喰らう』『ヴェールを脱いだインド武術』など
香取との共著『チャラカの食卓』や香取の1冊目の著書『インドごはん』では表紙カバーのイラストも手掛ける。

〜以上分析と文責・香取薫〜
「インドは酒の大国です」というと、「え〜、うっそ〜?」という声が聞こえてきそうです。インド料理に合う酒はない、と断言する人も多い。ところが、”アルコール”という言葉じたい、インドに出発する 〜『チャラカの食卓』より〜

ご参加された生徒さんの感想です
白井知子さん
待ちに待ったペイズリー30周年記念Mコース。濃厚な時間はあっという間に過ぎて行きました。

待ちに待ったペイズリー30周年記念Mコース。インド文化研究者 伊藤武先生による講演会&香取先生率いるペイズリー講師陣により振る舞われるインド料理フルコースのスペシャルなコラボ企画に参加させていただきました。

伊藤先生による講義のタイトルは「インド料理1万年」。古代インドにおける料理の起源から、現在私たちがインド料理と認識している形に至るまでの歴史的な変遷を、ギュッと2時間お話いただきました。

本当なら8時間くらいかけて聴きたい壮大な内容を反芻する暇もなく、今度はテーブルに次々と運ばれてくる豪華なおもてなし料理たち。

各メニューの背景や、インドの家庭で客人をもてなす際の料理のマナーなど、香取先生より直接解説を伺いながら味わう一品一品に、驚いたり考えたり感嘆したり、五感がフル回転。

地球上広しといえど、武蔵境の住宅地のこの小さな教室で、こんなにもマニアックな会合が開かれているだなんて!インドの神々も小躍りしていることでしょう。

濃厚な時間はあっという間に過ぎて行きました。

なんか面白そう、と気軽な気持ちでペイズリーに入会して早数年。いまだに毎月通い続けたくなる訳は、香取先生のインド料理にかける情熱と執念を、膝つき合わせて体感できるこのライブ感に尽きると思います。

記念すべき年に末席に連なることができ幸いです。これからもまだまだお世話になります。

30周年おめでとうございます。

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